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数列

日常的な数列

日付101112131415
曜日
売れた数1272595148531813715851465519

貴方はコンビニの店長さんです。

明日15日に仕入れる御弁当の数を決めるとしましょう。

いくつ仕入れましょうか?

参考のために、一日から14日までの、一日当たりに売れた弁当の数を、データとして、表にまとめてあります。(ただしどの日も、弁当は売りきれなかったとします。)

決まった答がある訳ではありませんが、ま「12個前後」が妥当な答でしょう。

なぜか?

それは表のデータから、明日(15日)に売れる弁当の数は、12個前後である事が予測出来るからですね。

上の表によると、どうもこのコンビニは、平日は一日当たり50個前後の弁当が売れていて、(正確には、月火曜は、もう少し多い事も分かる)土日はあまり売れない事、特に日曜日には、1ダース程度しか売れない事が分かりますね。

恐らく、オフィス街や学校の近くなどにあるコンビニなんでしょう。

1ダース程度しか売れない事が分かっているのに、50個近くも仕入れるのは、(売れ残る事が分かっているので)良くありませんね。赤字になってしまう。

実際のコンビニの商品管理は、こんなに単純ではありません。

実際には季節、天候、気温等、様々な因子(原因)で売上げは左右されます。ですから、コンピュータを理よして、もっと上手な管理が行われています。

ま、複雑さの程度が違えど、実際のコンビニでも、データを元に未来を予測して仕入れ量を調整しています。


日付101112131415
患者Aさん36.536.536.636.536.636.736.837.037.237.437.637.938.238.538.8
患者Bさん36.636.636.636.536.639.339.139.138.939.038.938.938.838.738.8
患者Cさん40.039.939.939.839.939.939.939.839.739.839.839.839.239.038.8

今度は貴方は看護婦さんです。

三人の患者さんが居ます。表は、患者さんの体温を表しています。

今日15日の患者さんの体温は、全員一緒で、38.8℃です。

が、三人の患者さんの体温が同じとは言っても、予後(今後どうなるか)は全然違う事が分かりますね。

患者Aさんは、最初は熱はなかったのに、八日ごろから、ジワリジワリと上がりはじめ、コンスタントに体温が上がっています。10日ごろからは、一日当たり0.3℃ずつ上がっていますから、明日もきっと上がるでしょう。計算どおりにいくとは思えませんが、39.0℃台にのる可能性は、十分在りそうです。

一方Bさんは、六日に急に高熱を出しています。(手術か何かをしたのでしょうか?) その後、高熱が続いていますが、体温が上がっている様子はありませんね。ま、表を読む限りは、明日急に、39.0℃台に上がるとは思えませんね。(上がらないとは言えないけどね(^^;))

またCさんは、高熱が続いています。変化の仕方は、良く分かりませんね。 唯、八日ごろまでは、下がる気配が全く無かったにもかかわらず、その後少し変化が見られますね。

と言うように、現時点だけ見ると、同じ体温の三人の患者さんですが、まだ上がりそうなAさん、下がりそうなBさん、良く分からないCさんと、予後には違いがあります。


ところで、お盆や正月、ゴールデンウィークが近づくと、TVで「高速道路の渋滞予測」が放送されますね。

「5月5日午後4時ごろは***インターチェンジを先頭に30km・・・etc」

と、未来のことを予測していますね。

この情報を元に、その時間を避けて旅行をする訳ですね。

これも誰かがヤマカンで言っている訳でも、占いで出している訳でもなく、様々なデータを数学的に処理して予測している訳です。

予測の代表選手といえば、天気予報がありますね。 様々なデータをコンピュータ処理して、未来の天気を予測する訳です。

数学の目的にはいろいろありますが、その重要な一つが「未来を予測する」事でしょう。

未来を予測するといっても、でたらめに言っている訳ではありません。現象を観察し、データを集め、法則性を見出して予測する訳です。

ここで学習します「数列」という数学も、未来を予測するために良く使われます。で、より正確に予測するために、方程式をはじめ、様々な数学の道具の力を借りる訳です。

では、次のページでは、「数列とは何か」(どういう物を対象に、未来予測をするか)を説明しましょう。

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