| 日付 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 曜日 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
| 売れた数 | 12 | 72 | 59 | 51 | 48 | 53 | 18 | 13 | 71 | 58 | 51 | 46 | 55 | 19 | ? |
貴方はコンビニの店長さんです。
明日15日に仕入れる御弁当の数を決めるとしましょう。
いくつ仕入れましょうか?
参考のために、一日から14日までの、一日当たりに売れた弁当の数を、データとして、表にまとめてあります。(ただしどの日も、弁当は売りきれなかったとします。)
決まった答がある訳ではありませんが、ま「12個前後」が妥当な答でしょう。
なぜか?
それは表のデータから、明日(15日)に売れる弁当の数は、12個前後である事が予測出来るからですね。
上の表によると、どうもこのコンビニは、平日は一日当たり50個前後の弁当が売れていて、(正確には、月火曜は、もう少し多い事も分かる)土日はあまり売れない事、特に日曜日には、1ダース程度しか売れない事が分かりますね。
恐らく、オフィス街や学校の近くなどにあるコンビニなんでしょう。
1ダース程度しか売れない事が分かっているのに、50個近くも仕入れるのは、(売れ残る事が分かっているので)良くありませんね。赤字になってしまう。
実際のコンビニの商品管理は、こんなに単純ではありません。
実際には季節、天候、気温等、様々な因子(原因)で売上げは左右されます。ですから、コンピュータを理よして、もっと上手な管理が行われています。
ま、複雑さの程度が違えど、実際のコンビニでも、データを元に未来を予測して仕入れ量を調整しています。
| 日付 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 患者Aさん | 36.5 | 36.5 | 36.6 | 36.5 | 36.6 | 36.7 | 36.8 | 37.0 | 37.2 | 37.4 | 37.6 | 37.9 | 38.2 | 38.5 | 38.8 |
| 患者Bさん | 36.6 | 36.6 | 36.6 | 36.5 | 36.6 | 39.3 | 39.1 | 39.1 | 38.9 | 39.0 | 38.9 | 38.9 | 38.8 | 38.7 | 38.8 |
| 患者Cさん | 40.0 | 39.9 | 39.9 | 39.8 | 39.9 | 39.9 | 39.9 | 39.8 | 39.7 | 39.8 | 39.8 | 39.8 | 39.2 | 39.0 | 38.8 |
今度は貴方は看護婦さんです。
三人の患者さんが居ます。表は、患者さんの体温を表しています。
今日15日の患者さんの体温は、全員一緒で、38.8℃です。
が、三人の患者さんの体温が同じとは言っても、予後(今後どうなるか)は全然違う事が分かりますね。
患者Aさんは、最初は熱はなかったのに、八日ごろから、ジワリジワリと上がりはじめ、コンスタントに体温が上がっています。10日ごろからは、一日当たり0.3℃ずつ上がっていますから、明日もきっと上がるでしょう。計算どおりにいくとは思えませんが、39.0℃台にのる可能性は、十分在りそうです。
一方Bさんは、六日に急に高熱を出しています。(手術か何かをしたのでしょうか?) その後、高熱が続いていますが、体温が上がっている様子はありませんね。ま、表を読む限りは、明日急に、39.0℃台に上がるとは思えませんね。(上がらないとは言えないけどね(^^;))
またCさんは、高熱が続いています。変化の仕方は、良く分かりませんね。 唯、八日ごろまでは、下がる気配が全く無かったにもかかわらず、その後少し変化が見られますね。
と言うように、現時点だけ見ると、同じ体温の三人の患者さんですが、まだ上がりそうなAさん、下がりそうなBさん、良く分からないCさんと、予後には違いがあります。
ところで、お盆や正月、ゴールデンウィークが近づくと、TVで「高速道路の渋滞予測」が放送されますね。
「5月5日午後4時ごろは***インターチェンジを先頭に30km・・・etc」
と、未来のことを予測していますね。
この情報を元に、その時間を避けて旅行をする訳ですね。
これも誰かがヤマカンで言っている訳でも、占いで出している訳でもなく、様々なデータを数学的に処理して予測している訳です。
予測の代表選手といえば、天気予報がありますね。 様々なデータをコンピュータ処理して、未来の天気を予測する訳です。
数学の目的にはいろいろありますが、その重要な一つが「未来を予測する」事でしょう。
未来を予測するといっても、でたらめに言っている訳ではありません。現象を観察し、データを集め、法則性を見出して予測する訳です。
ここで学習します「数列」という数学も、未来を予測するために良く使われます。で、より正確に予測するために、方程式をはじめ、様々な数学の道具の力を借りる訳です。
では、次のページでは、「数列とは何か」(どういう物を対象に、未来予測をするか)を説明しましょう。