数列

数列の基本用語


2 + 3X + 2

という式があるとしましょう。

この式を指し示すのに、いちいち「X2+3X+2」と言うのはめんどくさいですね。そこで、

(X) = X2 + 3X + 2

と置き換えると、いちいち「X2+3X+2」と言わなくても、f(X)と言えば伝わるので便利ですよね。(詳しい事はここに説明してあります。)

同じ要領でして、

1、4、7、10、13、16、19、22、25、28、31

という数列があるとしましょう。いちいちこの数列を指すたびに「1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31」なんて言っていたら日が暮れますね。

そこでしばしば名前を付けるのですが、付け方にルールがあります。

例えばAなんて名前を付ける事はできません。

だってそれでは、Aが表しているのが「数列」なのか「普通の変数」なのか「普通の定数」なのか「関数」なのか分からないでしょ?

そこで「数列全体に名前を付ける場合は、中カッコを使う」という決まりがあります。

{A}= {1、4、7、10、13、16、19、22、25、28、31}

例えばこの場合、数列全体を{A}と名づけた訳です。

小さい「n」が何を意味しているかは、後々分かってきますので、ここでは説明しません。ま、一般に中カッコと小さいnを使って名前を付けると思っておいて下さい。

さて、他にもいくつかの用語を定義しないと説明出来ないので、もう少しついてきて下さい。

1、4、7、10、13、16、19、22、25、28、31

数列の中の一個一個の数字を「項(こう)」と言います。この数列には11個の「項」がある訳です。

通常数学では、左から右へ読む習慣があります。ですからこの数列の先頭は「1」です。先頭にある項を「初項(しょこう)」と言います。「第一項」とも言いますけどね。

で、数列は終わり無く永遠に続く物もありますが、終わりがある数列もあります。

この場合一番後ろは「31」です。これを「末項(まっこう)」と言います。

二番目にある項(今回の場合4)は「第二項」、三番目は「第三項」・・・・と言います。

数列{A}の項一つ一つは、中カッコをはずしてAと書きます。で、nの部分には、「第何項目か」が入ります。つまりA3と書くと、「数列{A}の第3項目」の意味になります。ですから今回の場合、

3 = 7

です。じゃぁA7は? そうです、A7 = 19 ですね。

さて、大体用語の説明は、このくらいで良いでしょう。

では、(法則が)易しい数列から、順番にその性質を勉強してみましょう。

え?なんで、そんなことをするのかって?

だって、性質がわからないと未来を予測出来ないでしょ?

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