等比数列の和の求め方

等比数列(その3)


さて、最初のページでネズミの話をしましたよね。餌は何年後に足りなくなるかという問題でした。

あの時は、実際に表を作って何年後にネズミは何匹居て、トータルで餌をどれだけ消費したのかを、数えてみました。

年数個体数消費した餌の総量計算式
1年目 2匹 2年分2=2
2年目 4匹 6年分2+4=6
3年目 8匹 14年分2+4+8=14
4年目 16匹 30年分2+4+8+16=30
5年目 32匹 62年分2+4+8+16+32=62
6年目 64匹 126年分2+4+8+16+32+64=126

数学にとって、この様に実際に書いてみるのはとても大切な事です。(数学は算数じゃないからね!数学は計算する事じゃないよ!)

が、いつもこの様に書いて調べる訳にもいきません。だって、「100年分」だから数えられたけど、「十万年分」だったらどうします?数えるの?やだなぁ。

そこで、そういう場合には、算数(計算)の力を借りましょう。

ネズミの数自身、2、4、8、16、32・・・・は、等比数列のページで計算で求める方法を説明しましたよね。

n=2・2n-1

で計算出来ました。

じゃあ、消費した餌の量、2、6、14、30、62・・・というのも、簡単な計算で出せませんかね?

そこで、初項から第n項までの和をSと書く事にしましょうよ。

つまり、

 = a1+a2+a3+a4+a5+・・・・+an

と書く訳です。

で、まず結論から書きますと、初項a1公比rの等比数列の、初項から第n項までの和は、

と書ける事が分かっています。

これは今後非常に良く使いますし、導出が簡単ではないので、覚えて下さい。

例のネズミの数の数列は、初項2、公比2ですから、

と書ける訳ですね。これさえ分かっていれば、nに数字を代入するだけで、食べちゃった餌の数は出るんです。

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