二次関数論13

因数定理と剰余定理への前振り(その2)

話が戻りますが「7を3で割ると、2あまり1」の話を思い出しましょう。

7=3・1+4

「7を3で割ると、1あまり4」

でも、等式としては成立しますね。

でもおかしいでしょ?「あまり4」って?

だって、「まだ3で割れる」のですからね。

つまりまだ割れる数を「あまり」にはしない訳です。

ですから、

「ある整関数f(x)があります。この関数を(X−1)で割ったら、X−4あまりました。」

というのは、ちょっとおかしいのです。

だって、「X−4」は、「X−1」で、まだ割れますからね。

ところで、

「ある整関数f(x)があります。この関数を(X2−3X+2)で割ったら、X−4あまりました。」

はおかしいですか?

おかしくないのですね。「あまりにXが入っている」のですが、割る数が二次式なので、余りが一次式なのは、別に問題ありません。

では、

「ある整関数f(x)があります。この関数を(X2−3X+2)で割ったら、(X2−5X+4)あまりました。」

なら、どうですか?

はい、マズイですね。(X2−5X+4)は (X2−3X+2)で割れますから。

つまり、整式の割り算では、割る数よりも余りの「次数」が一次以上低い訳です。だって、それなら割れないからね。

OK?


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