二次関数論7

解と係数の関係(その2)

まず結論から書けば、

aX2+bX+c=0

の二つの解を、αとβとすると、

α+β=−(b/a)

α・β=(c/a)

が成立します。

この関係を、「解と係数の関係」と言います。

要するに、係数a、b、cだけ見れば、解自身は分からないけれど、二つの解を足した結果(α+β)と、掛けた結果(α・β)だけなら、すぐ分かると言う事です。

具体的に書くと、

2−3X+2=0

の二つの解を、αとβとすると、

α+β=3

α・β=2

になる事が、分かります。

もちろん方程式を解けば、「解の和」も「解の積」も出ますよ。でも、この解と係数の関係なら、ずっと楽でしょ?

もちろん「 X2−3X+2=0 」の解は、因数分解で「2」と「1」と分かりますから、このくらい簡単な方程式に対しては必要性は小さいのですが、

2X2+168X+38=0

でしたら、解を求めるのはいやでしょ?

でも、解と係数の関係であれば、

α+β=−84

α・β=19

と、すぐ分かるでしょ?

この性質は、何かと利用できます。

では、なぜこれが成り立つのかを、下に書いておきます。ま、最初は良いです。参考書で解と係数の関係の練習問題をやって、慣れてから、下の説明を読んで下さい。


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(解と係数の関係の説明)

aX2+bX+c=0

の二つの解が、αとβならば、因数分解を使って、

aX2+bX+c=a(X−α)(X−β)=0

と書けるはずですね。

ここの右辺を展開すると、

aX2+bX+c=a(X2−(α+β)X+(αβ))=0

カッコを展開すると、

aX2+bX+c=aX2−a(α+β)X+a(αβ)=0

ここで、係数を比較すると、

a(α+β)=−b

a・α・β=c

ですから、

α+β=−(b/a)

α・β=(c/a)

が成立します。


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