ベクトル15

内積(その1)

さて、先程はベクトルに唯の数字を掛けた場合の話をしましたね。

では、今度はベクトル同志の掛け算の話をしましょう。

実は、ベクトル同志の掛け算には、いくつかの種類があります。

高校数学ではその中の「内積(ないせき)」だけを扱います。(大学受験数学ではその他に、「外積(がいせき)」も扱います)

では、その内積の話です。左のの内積です。

内積は、記号「・」で表します。ですからの内積は、と書きます。

「掛け算記号「・」は省略してもよい」と中学校で習ったと思いますが、内積は普通の掛け算ではないので、省略できません。また「×」の記号は、意味が変わるので使用できません。「・」を使って下さい。

内積の定義(ルール)は、

COSθ

です。つまり、ベクトルの大きさ同志を掛けて、さらに間の角度のcosを掛けて下さい。

(関係ないけど、θは「シータ」と読みます。ギリシャ文字です)

話が抽象的で分かり難いかな?

では、具体的に書いてみましょうか。

=4

=2

θ=60度

としてみましょうか? すると内積は、

COSθ
=4・2・COS60=4・2・(1/2)=4

と、=4になる訳です。

ここでポイントは、内積の結果出てくる結果は、ベクトルではないのです!!。「4」には方向が無いでしょ?この事は後々すごく重要になりますよ。

さて、ベクトルの長さが分かっている時は良いのですが、成分表示されている場合は、どのように計算すれば良いのでしょうか?

次はその話をしましょう。


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